赤ちゃんの命名と画数

姓名判断の考え方を元にした赤ちゃんの姓名判断と命名法になります。 姓名が吉画数で構成されるように、姓名の漢字の配分や画数の割り当てを決めていきます。 赤ちゃんの姓名判断による命名では、姓の画数が決まっているため、順に進めていければ、的確に良い画数の命名をすることができます。 ※姓名判断の流派により命名の手順は変わります。

赤ちゃんの姓名判断から命名をする際には、親の姓により必然的に赤ちゃんの姓も決まります。 諸々の事情で夫婦別姓などになる際には、それぞれの姓で検討し良い方で命名をしていくのがお勧めです。 また、名前は漢字二文字か漢字三文字がお勧めになります。 漢字一字になると霊数の問題が生じてしまい、姓名判断の流派によって対応が違うことや、扱いが難しいという側面が出てきてしまいます。 必然的に運勢が不安定になるという暗示がある名前になってしまうこともあります。

姓の画数算出をした後には、それに合わせて姓名判断の総画数を考慮していきます。 ここで大事になるのは、姓の画数と名の画数の差があまり大きくならないようにしていくことになります。 例)姓が20画に対し、名が3画で姓名判断では吉画になる名前を構成しても、姓と名の釣り合いが良くないため、頭でっかちで融通が利かない名前になってしまいます。

赤ちゃんの命名と画数

上記で姓名判断における姓の画数(天運)と姓名の画数(総運)が決まるわけですが、必然的に名前の画数(地運)も決まってきます。

地運 = 総運 - 天運

姓名判断では地運は初年運を表し、子供の成長に非常に大事な部分になるため吉数であることが望まれます。 天運は家系的な運勢のため、吉凶についてはそれほど気にしません。 大事なのは、名前の画数(地運)が良くなる姓名の総画数(総運)を探し出すことになります。

吉画数と凶画数

姓名判断においての姓の画数(天運)、名の画数(地運)、姓名の総画数(総運)が決まった後は、姓の最後の一字と名の最初の一字の組み合わせ(人運)を考慮します。 姓名判断では人運は中年運を表すため、やはり吉格で構成されるのが大事になります。 姓の最後の一字は必然的に決まっているため、総運を決めた時と同じように、名前の画数を二つ、もしくは三つに分け、姓の最後の一字と足した際に吉数になる数を算出します。 二文字名であれば、残った数が名前の二文字目の画数になります。 この際、必然的に外運の画数も決まってきます。

外運 = 総運 - 人運

人運と外運は同じ状況で決まるため、人運と外運は合わせて考えていくと算出がしやすくなります。

ここまでで姓名判断の主要の五運が算出され、それと同時に社会運と家庭運も算出されてきます。 社会運と家庭運は姓名判断の流派により考慮しない場合もありますので、参考程度に判断しても良いでしょう。 凶画数の場合には上記の手順で、五運の算出を見直し、いくつかの組合せを算出して、どれが姓名判断の結果が良いかを比較していくと良いでしょう。 それでも凶画数になってしまう場合は、他の五運との関係性に注意して問題が無ければ良いとします。

上記の手順で姓名判断の主要五運＋二運の算出が終わると、姓名判断の結果が良い名前の画数が決まってきます。 後はその画数に合わせて漢字を並べ、名前を決定していくことになります。 この際、漢字を実際に並べ、バランスの良し悪しや、読みやすいかどうか、男女の区別はできるかどうかなど、基本的な部分と姓名判断の背景を考慮して漢字を決めていきましょう。

上記の手順で姓名判断の吉画数で構成された良い名前を算出していけますが、同時に陰陽配列の考慮などをしておくと、より姓名判断に踏み込んだ良い名前を算出することができます。 また、名前に使用する漢字も、姓名判断の背景などを考慮して不適切な漢字を避け、良い漢字を選ぶことでより名前が輝いてくるでしょう。 姓名判断の漢字の読みの五行などを考慮し、釣り合いの良い名前にするのも勧めです。

しかし、姓名判断における凶意などがない完璧な名前にしてしまうと、それ以上に伸びることはなく、衰退の運勢を暗示してしまいますので注意も必要です。 程良い吉意を持ち合わせ、人生の課題や目標がはっきりしている名前が本当の意味で良い名前になってきます。