名前に不適切な漢字

姓名判断における命名の手順と命主風水派の開運命名法の手順で、名前の画数が決まると、次は具体的な漢字をどうするかというところになります。 良い漢字を選びたいところですが、この漢字の選び方などにも注意があります。 名前に適さない漢字や、漢字の字源(漢字の成り立ちとその起源)が不吉なものは避けることが適切です。 ※姓名判断の流派や地方によって考え方は様々なものになります。

名前に使える漢字は「常用漢字」「人名用漢字」になります。 「常用漢字」「人名用漢字」は2016年現在3000程になりますが、すべての漢字が名前に適しているというわけではありません。 数が多くて姓名判断の命名時に悩むということもありますが、名前に適した漢字だけを絞り込むと1000文字以下まで絞り込めます。

名前に適さない漢字とは姓名判断に関係なく、「死」「殺」「汚」などの一般常識的に名前に不適切と判断できる漢字になります。 また、良い漢字と思われるものでも「皇 帝 神 聖 幸 恵」などの漢字は、漢字の意味が強く、名前負けする人生を暗示すると言われています(男女共通)。 同じように女の子に「光 照 勝 優」などの漢字を使うと名前負けする人生を暗示すると言われています。

名前に不適切な漢字

上記のほかにも、「春夏秋冬」の季節を表す漢字は、移り変りや終わりを暗示するため避けた方が良いと言われることもあります。 特に「春」は色情問題に関連するため避ける方が無難とされています。 また、草木などの植物に関連する漢字は、「枯れ」を暗示するため避けた方が無難とされています。 特に「椿」は花が落ちる様子が、打ち首の様子に似ているため、不吉とされている習わしもあるようです。 これからの考え方は、姓名判断と言うよりも、子供が成長しづらかった古い時代から伝わる迷信のようなものでしょう。

実際にはあまり使わないかもしれませんが、「金 銀 銅 鉄 錫 鈴」などの鉱物系の漢字は、女性には不適切とされている場合もあります。 この辺の考え方は、昔の古い習慣や伝統からのものでもあり、姓名判断での吉画数などで構成された名前であれば、それほど気にしないでも問題ないでしょう。

上記以外でも「露 愛 夢 和 正 由 久 房 勇 貴 雅 寿 節 妙 登 直 順」などの漢字は、その字源から避けた方が良いとされるものや、名前負けする人生を暗示するものなどがあります。 この辺の漢字は、姓名判断の流派や地方、習慣によって様々な考え方になるため、気になるなら避けておくという方向で良いでしょう。 ここでの赤ちゃんの姓名判断による命名では、「避けておく」方向での対応になります。 この他にも、動物を表す漢字も避けておくことが望ましいとされています。